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ゴール

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一歩進んで二歩、三歩下がる

ゴールが後ろにあるとしたら、いつか辿り着けるんじゃないかしら

おばかさん

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あいたい

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百の言葉よりも、1度の体温が、ひとつの鼓動が、欲しいときがある

いますぐきてっていえたらいいのにね

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水面

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投げかけた言葉は、ぽとん、と

大した波もたてず、吸い込まれるように沈む

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共犯

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ここに居ていいのは、わたしじゃない

そこに居ていいのは、きみじゃない


まきこんでしまった

悪いクセだ

さぁ、まっすぐおかえり

わたしもちゃんと、向き合うから

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泥あそび

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返らない背中を見つめる強さを、私は持ち合わせていない。

きっとこのさみしさも私のわがままなんだろう。

居てくれれば、それでいい。

いつかそう思える日がくるの?


さみしさにあまえるのが正しいとは言わない。

だけど、間違う日もある。


みっともなくて結構。

もとより泥まみれだ。

差し出した手をひっぱるから、ねぇ、一緒に泥あそびしようよ。

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カラダ

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君からのメールだけで、ごはんがのどを通るようになる

単純で愛しいこのカラダ

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自分だけがつらいと思うな

言い放ったところで、跳ね返って突き刺さる

そう、つらいのは私だけじゃない

わかってるわよ

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再び、君が遠のく

私をなでる手など、本当は存在しない

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孤独病

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どうしてこんなに毎日さみしいのかな

本当にどうして、独りだなんて思うのだろ

半端にかまわないでよ

余計にさみしいんだから

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この我儘な感情を恋と呼ぶのなら

一生騙し続けてちょうだいな

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夢日記

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来世で必ず、奪い返してみせる。


叶わない恋の結末は、それこそが運命と。

私にはどうしても思えなかったんだ。

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オリジナリティ

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生み出された数だけ作品は積み上げられ、増えこそすれ減ることはない。

使い古された言葉たちの並べ方を作品と呼ぶのなら。

似ている、真似された、なんて。

つまんない話だわ。


そう考えてしまう私には、おそらくオリジナリティの欠片もない。

どこにでもいる、くだらない、かわりのきく人間のひとり。

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不安

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とても、とても、不安なのです

いろんなことが、ただ、不安なのです

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必要なもの

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わたしには、

みつめる瞳が

なでる手が

ささやく声が

必要なのよ。

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虚像

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たとえばどんなに汚い言葉を並べたとしても

それは所詮活字でしかなくて

血や肉や、そういった汚いものでできた私の本質であるわけもなくて

だから、きみのみている私は、私ではないし

私の知るきみは、きみではないんだよ

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だいじょうぶ

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さみしさを、くるしさを、たれながして

きみの、そのひとことが、ただほしくて

きにしないで、なんてつよがってみせる

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ひみつ

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わたしだけの場所

みつからない場所


きみにむけて

とどかないように


それでもかかずにいられないの

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